シェービング後の痛み、かゆみ、ひりつき。正しいケアが必要です。
かみそりでシェービングをしたあと、肌が「かゆくなる」「ひりつく」ことがありませんか?
気にせず放置してしまう方、ケアの方法に悩まれている方も多いかと思います。肌の健康を保つためには、皮膚の状態やトラブルに応じたケアが欠かせません。
今回は、そもそもなぜシェービング後のトラブルが発生するのか、その後どうやってケアしたらよいか分かりやすく解説していきます。
あなたはどの症状?シェービング後に起こりやすい 7つのトラブル
シェービング後の皮膚に起こりやすいトラブルは主に7つ
- 肌がかさつく、乾燥する
- 毛穴がポツポツと赤くなる
- かゆくなる
- カミソリで傷つく、出血する
- ブツブツとした発疹ができる
- 毛穴が広がってくる
- むずむずする、自分の肌ではないような違和感を覚える
まさにいま、これらの肌トラブルにお悩みの方もいらっしゃるはず。
ご安心ください!各トラブルの原因と対処法を一から丁寧に教えます。
各トラブルの原因と対処法は?
プロの視点からわかりやすく解説
1、肌がかさつく、乾燥する
肌のかさつき、ざらつき、粉吹きなど。体、顔ともにみられる症状です。原因としては、クリームやジェルなどで保湿せずに剃ってしまっていることが考えられます。乾燥を引き起こすだけでなく、肌を傷つけている可能性があります。
【対処方法】
乾燥しないように剃る前にクリームを塗って剃ると手触りがよくなります。
肌が乾いた状態で剃るのは肌負担が大きいので、まずは肌を柔らかくするのがとても重要!
体・顔ともにお風呂に入っている時か、温かいタオルで肌を蒸らしてから剃りましょう。
乾燥してしまったら、体も顔も化粧水をたっぷりと塗りつけたり、スプレーローションで保湿を集中的に行いましょう。
クリームやオイルをつけるのであれば、潤い効果の高いワセリン・馬油もボディに優しいです。
2、毛穴が赤くなる
毛穴がプツプツと赤くなります。かゆみ・ひりつきのいずれかを伴うことも。特に足回りに起こりやすい症状です。原因としては、毛流れに逆らうなど、刃の方向を考えず剃っているケースが多いです。毛穴を傷つけ炎症を起こしている場合もあります。
【対処方法】
毛穴が赤くなってひりついたり、膿んだりなど、状態が悪化していたら、すぐ皮膚科へ駆け込みましょう。処方薬で症状を抑えるしかありません。
痛みもなく、赤みを帯びているだけなら、鎮静効果のあるローションをつけてください。
クリームなどはできるだけ毛穴をふさがないよう厚く塗らずに薄く。
保湿効果の高いものは選ばずに、こちらも鎮静効果のある馬油・スクワランを使うのがおすすめです。
3、かゆみがでる
肌がむずがゆくなる症状。かゆい部分がうっすらと赤みを帯びてくることも。知らず知らずのうちにかいてしまうので、悪化させないように注意が必要です。原因としては、乾燥とおなじく、保湿せずに剃っていることが考えられます。アフターケアが不足している可能性もあります。
【対処方法】
かゆみは肌の乾燥が主となっていることが多いです。まず一番は、顔と同じように化粧水保湿を!
その後クリーム・オイルで保湿をしっかり行ってください。ツルツル肌に戻りやすくなります。
4、キズがつく
シェービング直後、1本線(ライン)がスッと入っていれば、カミソリで切れた可能性があります。数日たってからキズができている場合は、ひっかき傷であることがほとんど。深く切ってしまうケースもあるため、カミソリの扱いには注意を忘れずに。
【対処方法】
セルフシェービング時、深く切ってしまったら、傷口をすぐに清潔な水で流しましょう。水気をとったら、キズパワーパットのような絆創膏を貼ってください。お医者さんや薬剤師さんが【湿潤療法】と呼ぶ対処法です。傷口から雑菌が入り炎症を起こしてしまった場合は、急いで病院へ。抗生物質などの塗り薬を処方してもらいましょう。
万が一、シェービングサロンでの施術によって切れてしまった場合は、その場で『すぐ』担当者に申し出てください。あなた自身で目視できるキズなら、気になったらすぐです!
その後はサロン側からどんなキズであっても病院へ行くよう促され、診断書を取ってきてもらうことになるでしょう。面倒かもしれませんが、即座に診察してもらってください。時間が経ってしまうとそれだけ診断がつきにくくなります。
5、ブツブツができる
ニキビとは異なる、ブツブツとした赤い発疹が一か所にまとまってできる症状。赤みはないが、ザラザラと乾燥した発疹ができるケースも。原因としては、シェービング前後の保湿不足から引き起こされている可能性が考えられます。
【対処方法】
赤みのないブツブツができた場合は、肌の水分不足によって乾燥した状態です。とにかく化粧水と保湿クリームでケアすると改善されてくるでしょう。ブツブツができる頃には、シェービングしてから時間が経っているはずです。この色のないブツブツの正体は、固くなり剥がれづらくなった角質が、肌表面にとどまってしまってくっついている状態です。
6、毛穴が開いてくる
うぶ毛の生え方が早く感じるようになったら、毛穴が開いてきた恐れあり。剃っても剃りきれない、厄介な毛も増えてきます。同じ箇所を頻繁に剃っていると、毛穴はどうしても開いてきます。そのほか、剃る方向を誤っている可能性も考えられます。
【対処方法】
毛穴が開いてきたパーツでよく聞くのが「ひざ下」と「鼻の下」。両パーツは露出度が高いので、シェービング頻度もおのずと増えてきます。頻繁にシェービングするからこそ保湿は必須。潤いをもたせてから剃ってください。
そのほか【毛が生えている方向とは逆に剃らない】【肌を温め柔らかくする】【クリームをのせて剃る】などのルールをきっちりと守りましょう。
7、むずむずする、違和感がある
シェービングした箇所がむずむずしたり、違和感が生まれる症状。どこか刺激に弱くなった気がする方もいます。サロンでの顔剃りが初めての場合にみられやすいです。
【対処方法】
この状態はサロンにて初めてシェービングされた方が多く感じるようです。サロンでは、うぶ毛の処理だけではなく、肌表面の古い角質を取り除きます。そのため、触れるものすべてを肌が敏感に感じ取り、むずむずしたり、自分の肌じゃないような触り心地に変わります。敏感と表現しましたが、トラブル肌というわけではありません。本来の美しい肌が表面化し、肌触りが変化しているのです。
事前に防ごう!肌トラブルを予防するシェービングの手順と方法
ここまでは、トラブル発生時の対処法を紹介しました。
ですが、シェービング後の
きれいな肌を保つためには、そもそもの予防が大事です。
正しいシェービングの手順を守り、トラブルを根本的にやっつけましょう。
1、剃る前の準備
・ボディ(腕・足)
湯船につかる。もしくはタオルで温めて肌をやわらくする。
・顔
朝のメイク前に剃らないこと。乾燥した状態で剃ると肌を傷めます。
夜の入浴中、もしくは入浴後の潤った柔らかい肌にして剃りましょう。
必ずクリームを塗り、肌を保護してください。
2、剃る際の注意点
カミソリの刃は新しいものを使いましょう。切れ味の悪い古い刃は、肌荒れを起こしやすいです。
石鹸は使用せず、ボディクリーム、使いきれずに余っている乳液・美容液を塗って剃るのがおすすめ。
3、アフターケア
ボディ・顔ともに欠かさず化粧水で保湿しましょう。
毎日のお風呂あがりに、体にはサッと吹き付けて浸透させ、顔には『手』で少量ずつ馴染ませます。
※ボディに使うボトルは、100均などのスプレーボトルがお手軽でおすすめ!
ボディローションのイチオシは、大容量でバシャバシャ使え、保湿効果的な「日本酒の化粧水(菊正宗酒造より発売)ノーマルタイプ」「ハトムギ化粧水」。なかなかのしっとり肌になります。
本来のシェービングは肌状態を高めるもの
シェービングは本来、
うぶ毛を剃るだけではなく、角質ケアにもなるもの。
正しいシェービングを行えば、肌がプルプルになり、毛穴の黒ずみ改善・肌の柔らかさ・透明感があがります。
しかし、
間違ったセルフケアをしてしまうと、肌トラブルが絶えない状態を引き起こします。
トラブルが出たら、即座に自分の大切な肌をいたわってください。
肌はいくつになっても労ってあげれば必ず応えてくれます。
シェービングはぜひグランツにお任せ下さい♪
肌質を変えたい方は、プロのシェービングで本来の素肌を引き出しましょう♡
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