タイトル通り【年齢を重ねる事はいけないこと】でしょうか。
近年 「美魔女」「プチ整形」「美容整形」「整形旅行」「整形メイク」「姉妹のような親子」など
年を重ねていく事を否定(言い過ぎかもしれませんが)している流れを感じます。
女性はいくつになっても、綺麗で若々しく居たいものです。
しかしそれは、
決して自分の歴史を表す顔にメスを入れたり、注射を打ったり、
メイクを濃くしたり、若作りしすぎて年齢に合わない服装をする事では無く、
30代40代50代60代70代と重ねていく年代に合った自分を自分で演出していくことだと思います。
ただ、その流れに身を任せるだけでは「老いていく」という表現にしかなりません。
私の友人に
「自分は子供もいるし、時間が無いし、年で劣化したから」と投げやりな事を言っていたのですが
素材が良いのにどうして諦めるような事を言うのかとつい最近怒ったことがあります。
子供がいることで諦める様なことなんて1つもない言い訳に過ぎない。
時間が無い、時間を作ればいい、使い方を工夫すれば良い、
年で劣化、一体いくつの頃の自分と比べているのか、自分を大切に労るべき。
が しかし、無謀な考えやあこがれを抱く
【赤ちゃん肌になる】のは、本気で無理です。
【10代の肌 20代前半の肌になる】のも本気で無理です。
それならば、今の自分の年齢に合った 正しい肌ケアをキチンとする事です。
分からない、ケア難民だわ と思うならプロのアドバイスに耳を傾けること。
商品の押し売りでオススメ化粧品を買うことではなく、
今の自分の肌状態をディスカッションして、
一番良いケア方法を手に入れる事です。
私は美容の世界に長く生きる者として、日々のお手入れやちょっとしたケア方法こそ
本当に必要な物だと考えています。
自身の経験で若い頃に、化粧品を売りつけられる事や莫大なエステのコースを契約させられたりしたことがあり、
それでも綺麗になれるならと思っていましたが、
いま30代後半になって 美容世界で生きていて全くもって女性のためになっていないと確信。
今の自分のエイジングをしっかり見つめて
シワを無くすのではなく、シワを活かしながら深いシワにならないよう務める(50・60代でシワがないのは恐い)
シミがあるなら、それ以上濃くならないように行動する。
くすみがあるなら、どうしてくすんでいるのか生活やケアを見直す。
まぶたが窪んでいたり、頬がたるんでいたり、
様々な十人十色の悩みを見つめていくだけで、磨かれて輝くそれが楽しいと思えるようになれば
いくつになってもポジティブにエイジング出来るのではないでしょうか。